コロナショックの先に待つ4つの最悪シナリオ

日本の武漢化はどうしても避けねばならない

ニューヨークダウ平均が2日連続で1000ドル前後の下げを記録するなど、いよいよ新型コロナウイルスによる感染拡大の影響が経済にも波及してきた。加えて、韓国やイタリアでも感染拡大が起きており、中国・武漢から始まった今回の新型コロナウイルス感染拡大の恐怖を、世界中が認識し始めたと言っていいだろう。

一方で、日本の危機管理はその甘さが際立っている。日本への渡航自粛を求める国も現れ、7月に行われる東京五輪の代替地としてロンドンが名乗りを上げるなど、今や日本の経済を根底から覆しかねないリスクも顕在化してきている。
【シナリオ①】
首都圏マンションはバブル超え? 東京五輪中止で“五輪バブル”の崩壊

【シナリオ②】
消費は半減? 東日本大震災級の景気落ち込み!
能天気な「緩やかな景気回復」の化けの皮が剥がれる?

シナリオ③】
1ドル=125円超は悪性インフレへの入り口か?

厚生労働省が、新型コロナウイルスのPCR検査の保険適応をいまだに認めていない現状を考えると、医療システムの崩壊を招くような感染爆発が起こる可能性もある。厚生労働省が、新型コロナウイルスのPCR検査の保険適応をいまだに認めていない現状は、感染者を野放しにしておくのと一緒だ。【シナリオ④】
日本の「武漢化」で全土が封鎖!健康保険、年金資金が枯渇する?

サプライチェーンの停滞で海外からの物流は途絶え、食糧不足などの物資不足に陥ることになる。
まさに危機管理の問題だ。
ここでの対応を誤れば、もっとすさまじいパニックになることも想像したほうがいい

https://toyokeizai.net/articles/-/332952